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最新のGHP『GHP XAIR(エグゼア)Ⅲ』とは。各メーカーのおすすめ機種をピックアップ

GHPとは、圧縮機の駆動源にガスエンジンを用いたヒートポンプ式の空調機器のことです。電気モーターを用いるEHPよりも暖房能力が高く、消費電力を抑えやすい点が特徴といえます。

『GHP XAIR(エグゼア)Ⅲ』は、GHPの最新規格です。従来のGHPと比較してさまざまな性能が向上しています。

この記事では、GHP XAIR(エグゼア)Ⅲについて、概要や従来のGHPとの違い、各メーカーのおすすめ機種を解説します。

なお、空調選びのポイントについてはこちらの資料をご確認ください。

→【おすすめ!】記事と合わせて読みたい「GHP・EHP徹底比較 長期的視点での空調機器選びのポイント」


目次[非表示]

  1. 1.最新のGHP『GHP XAIR(エグゼア)Ⅲ』とは
  2. 2.GHP XAIR(エグゼア)Ⅲと従来のGHPの違い
  3. 3.GHP XAIR(エグゼア)Ⅲを備えた各メーカーのおすすめ機種
    1. 3-1.アイシン|Gシリーズ「エグゼアⅢ」
    2. 3-2.ダイキン|スマートマルチ
    3. 3-3.パナソニック|GHPハイパワープラス
    4. 3-4.三菱重工|GHPエグゼアⅢ
    5. 3-5.ヤンマー|にこマルチ
  4. 4.まとめ


1.最新のGHP『GHP XAIR(エグゼア)Ⅲ』とは

GHP XAIR(エグゼア)Ⅲは、複数のガス会社とメーカーによって共同開発されたGHPの最新規格です。


▼GHP XAIR(エグゼア)Ⅲの開発会社・メーカー

ガス会社
メーカー
  • 東京ガス
  • 大阪ガス
  • 東邦ガス
  • アイシン
  • パナソニック
  • ヤンマーエネルギーシステム


業務用エアコンのさまざまなメーカーで、GHP XAIR(エグゼア)Ⅲを備えた機種が開発・販売されています。


なお、GHPに関する基本的な知識やEHPとの違いについてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

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2.GHP XAIR(エグゼア)Ⅲと従来のGHPの違い

従来のGHPは、「ガス代がかかる」「故障が多い」などのイメージを持たれやすい空調機器でした。

最新規格のGHP XAIR(エグゼア)Ⅲでは、性能の向上によって従来のGHPが抱えていた問題が改善されています。


▼従来のGHPと比較したGHP XAIR(エグゼア)Ⅲの特徴

  • 省エネ性能の向上
  • 故障率の低下
  • 小型化と軽量化
  • 運転時の騒音の低下


エンジンやコンプレッサー、熱交換器の開発・新規採用によって運転効率が改善されたことで、従来よりも省エネ性能が向上したほか、機器の品質が向上したことで故障率も低下しています。

また、従来のGHPと比較して小型化・軽量化しており、より省スペースで設置できるほか、運転時の騒音も低下しています。


→【おすすめ!】記事と合わせて読みたい「GHP・EHP徹底比較 長期的視点での空調機器選びのポイント」




3.GHP XAIR(エグゼア)Ⅲを備えた各メーカーのおすすめ機種

GHP XAIR(エグゼア)Ⅲを備えた機種は、業務用エアコンの各メーカーから販売されています。


3-1.アイシン|Gシリーズ「エグゼアⅢ」

アイシンの『Gシリーズ「エグゼアⅢ」』はエネルギー消費のさらなる効率化を図った空調機器です。

2020年の省エネ大賞受賞や2021年の日本ガス協会技術賞/ヒートポンプ・蓄熱センター振興賞を受賞しています。


▼Gシリーズ「エグゼアⅢ」の特徴

  • ΔT制御で省エネ運転を実現できる
  • オートテンショナーによって定期点検部品が長寿命化している
  • エンジンオイルが交換不要なため環境負荷を低減できる など


※ΔT(デルタティー)とは、室内ユニット吸込温度から設定温度を引いた温度差のこと。


出典:アイシン『Gシリーズ「エグゼアⅢ」』『環境への取り組み


3-2.ダイキン|スマートマルチ

『スマートマルチ』は、ダイキンが東京ガス、大阪ガス、東邦ガス、アイシンと共同開発したハイブリッド空調機器です。

GHPとEHPを組み合わせることで省エネと快適空調を実現しており、2018年の省エネ大賞を受賞しています。


▼スマートマルチの特徴

  • EHPと組み合わせることでピーク電力を削減できる
  • 最適制御サービスでエネルギーコストの変動リスクを抑えられる
  • GHPとEHPの運転を使い分けて空調効率を向上させられる など


出典:ダイキン『ハイブリッド空調システムスマートマルチ


3-3.パナソニック|GHPハイパワープラス

パナソニックの『GHPハイパワープラス』は、電源自立型の空調機器です。内蔵のバッテリーや発電機によって、停電時の空調や照明の使用が可能となります。


▼GHPハイパワープラスの特徴

  • 停電時でも内蔵バッテリーで起動して空調管理が行える
  • 内蔵の発電機によって停電時に照明や電子機器に電力が供給される
  • 複数台発電システムで大規模空間にも対応できる など


出典:パナソニック『電源自立型空調GHP ハイパワープラス


3-4.三菱重工|GHPエグゼアⅢ

三菱重工の『GHPエグゼアⅢ』は環境問題に配慮した空調機器です。空調機器のリニューアルでの導入が行いやすい仕様となっています。


▼GHPエグゼアⅢの特徴

  • 既存配管をそのまま利用したリニューアルができる
  • 室外ユニットを2台連結して中・大規模空間への対応が行える
  • 連結した室外ユニットのローテーション運転で機器の寿命を延ばせる など


出典:三菱重工サーマルシステムズ『ガスヒートポンプエアコン「GHPエグゼアⅢ」


3-5.ヤンマー|にこマルチ

ヤンマーの『にこマルチ』は、2台の室外機を1系統に接続する空調機器です。1本の冷媒配管で室外機を2台運用できるため、通常よりも省施工で導入できます。

一般地向けのすべての機種および、寒冷地向けの16馬力から20馬力の機種においてGHP XAIR(エグゼア)Ⅲを備えています。


▼にこマルチの特徴

  • 必要な冷媒配管が半分になることで、配管工事を省力化している
  • 室外機2台の同時運転と片側運転を使い分け、無駄のない省エネ運転ができる
  • 1台の室外機にトラブルが起きても、もう一方が運転を継続できる


出典:ヤンマー『室外機



4.まとめ

この記事では、GHP XAIR(エグゼア)Ⅲについて以下の内容を解説しました。


  • GHP XAIR(エグゼア)Ⅲの概要
  • GHP XAIR(エグゼア)Ⅲと従来のGHPの違い
  • GHP XAIR(エグゼア)Ⅲを備えた各メーカーのおすすめ機種


GHP XAIR(エグゼア)Ⅲは最新のGHP規格です。従来のGHPと比較して省エネ性能の向上や交渉率の低下を実現しています。加えて、小型化・軽量化による設置性の向上や騒音の低減にも成功しています。

GHP XAIR(エグゼア)Ⅲを備えた機種は、業務用エアコンの各メーカーから販売されており、機種ごとにさまざまな特徴があります。自社にあった空調機器を選定することが重要です。

TAKEUCHIでは、学校・介護施設・工場・オフィスなどにおいて空調設備のリニューアルをトータルサポートしています。丁寧なヒアリングと現地調査を踏まえて、施設の課題に応じた解決策をご提案いたします。

空調選びのポイントについてはこちらの資料をご確認ください。

→【おすすめ!】記事の最後に読みたい「GHP・EHP徹底比較 長期的視点での空調機器選びのポイント」


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