
所在地:東京都板橋区
建物:体育館第1体育室
導入設備:GHP
【種別】
【サービス】
● 問題点・課題
熱中症対策に向けた、体育館空調の新規導入と最適な設備計画。
● 提案内容
空調負荷の複数比較と気流シミュレーションによる可視化を踏まえた最適提案。
● 工事後の効果
室内気温約40℃環境下でも30分で約15℃の温度低下を期待。補助金申請の書類作成にも対応。
東京家政大学様では、長年にわたり校内施設の空調設備工事をご依頼いただいており、近年の猛暑対策として、これまで空調設備が設置されていなかった体育館への新規導入を段階的に進めています。
対象となる体育館は2棟・3室で、工事は1年ごとに3期に分けて実施しています。今回は、その第2期工事として空調設備を導入しました。
体育館への新規導入では、既存空調設備の運用実績がないため、建物の立地条件や天井高さ、床面積、利用用途や人数などを踏まえながら、適切な空調能力や設置台数を設定する必要があります。能力不足では十分な熱中症対策効果が得られず、一方で過剰な能力は導入コストやランニングコストの増加につながるため、最適な設備計画が求められました。
機器選定にあたっては、校内全体のエネルギーバランスを考慮し、GHP(ガスヒートポンプエアコン)を採用しました。
導入する機器の能力や台数については、建物条件から算出した空調負荷を基に、「150W/㎡・200W/㎡・250W/㎡・300W/㎡」といった複数の条件で比較検討を行い、学校様と協議を重ねながら最適な仕様を決定しました。
また、気流シミュレーションを用いて、機器の設置位置や台数の違いによる室内の温度分布や気流の変化を可視化しました。さらに、先行して実施した第1期工事の運転データや検証結果も参考にしながら計画を進めています。
最終的に、室内機10台、室外機はGHP30馬力×2台(約170kW相当)の空調設備を採用しています。


第1期工事では、導入後の空調効果についてもご満足いただいており、今回の第2期工事においても、その実績を踏まえて計画を進めました。
気流シミュレーションでは、体育館内の気温が約40℃に達する厳しい環境下においても、稼働後約30分で約15℃の温度低下が見込まれる結果となり、猛暑時においても快適な室内環境の確保が期待されます。
また、本計画では私学助成等の補助金活用を前提としていたため、申請に必要な資料作成や技術資料の提供も行いました。
長年にわたり継続して空調設備工事をご依頼いただく中で、校内全体の空調環境整備に携わらせていただいています。
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