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介護施設は空調管理が重要! 入居者の生活環境を改善するためのリニューアルポイント

介護施設の空調は、入居者や職員が快適かつ健康に過ごすために欠かせない設備です。特に高齢者は、暑さや水分不足に対する感覚機能、体温の調節機能、感染症への抵抗力などが低下しやすいことから、施設内の温度や空気環境などに注意が必要となります。

老人ホームや医療福祉施設の管理者のなかには「介護施設の空調を見直すにあたってどのようなことに着目すればよいのか」「快適な環境づくりに役立つ設備はあるのか」などと気になる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、介護施設における空調管理の重要性と環境改善を図るリニューアルのポイント、事業者の選び方について解説します。


目次[非表示]

  1. 1.介護施設における空調管理の重要性
  2. 2.介護施設の環境改善につなげる空調リニューアルのポイント
    1. 2.1.①部屋に応じた温度管理を行う
    2. 2.2.②高い換気機能を持つ空調設備を導入する
    3. 2.3.③湿度の調整を行う
    4. 2.4.④エネルギーの使用料を可視化する
  3. 3.介護施設の空調をリニューアルする際の事業者の選び方
  4. 4.まとめ


介護施設における空調管理の重要性

介護施設の空調管理は、以下の4つの観点から重要といえます。


▼空調管理が重要となる理由

  1. 入居者と職員が快適に過ごせる温度を維持する
  2. 高温・低温・温度差による健康リスクを防ぐ
  3. 換気によって感染症対策を行う
  4. 節電によって経費の負担を抑える


日本では、季節によって室内の温度が変化しやすくなります。季節に応じて室内を適温に保つことで、暑い・寒いといったストレスをなくして入居者と職員の快適性を高められます。

また、高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能、体温の調節機能が低下しやすいことから、高温・低温・温度差がある室内環境はさまざまな健康リスクにつながるおそれがあります。熱中症やヒートショックなどを防ぐために、空調管理によって温度・湿度を調節することが重要です。

さらに、高齢者が集団生活をする介護施設では、換気が不十分なことによって感染症の集団感染が発生したケースも散見されています。飛沫感染やエアロゾル感染による感染症の拡大を防ぐには、換気を行い新鮮な空気を取り入れることが必要です。

そのほか、空調の運転頻度や温度を最適化したり、高効率な空調設備を導入したりして節電につなげる目的もあります。

※空中に浮遊している微小な液体または固体の粒子を吸引することによる感染



介護施設の環境改善につなげる空調リニューアルのポイント

より快適で健康に過ごせる介護施設へと室内環境の改善を図るには、空調設備のリニューアルを行うことが有効です。リニューアルのポイントには、以下が挙げられます。


①部屋に応じた温度管理を行う

介護施設では、複数の利用者が集まる共用部や居室、浴室・トイレなどの部屋ごとに温度管理を行う必要があります。

それぞれの部屋の用途や広さなどを踏まえて、温度管理がしやすい空調設備を導入することが重要です。


▼温度管理を行うポイント

  • 居室は入居者に合わせて温度調節ができるようにする
  • 脱衣所・浴室・トイレなどの居室以外の室温を一定に保つ
  • 広い共用部では、部屋全体に冷暖房の風が届きやすい空調のタイプを選ぶ など


②高い換気機能を持つ空調設備を導入する

感染症の対策をはじめ、湿気や結露で発生しやすいカビ・ダニによる健康リスクを防ぐには、施設内に新鮮な空気を取り込むための換気設備を導入することが有効です。

厚生労働省が示す高齢者施設の感染症対策では、高い換気能力を持つ空調設備や、熱交換機能をもつ換気設備の導入が推奨されています。

熱交換機能とは、室内の空気を給排気する際に、排気する空気から熱を回収して給気する際に熱を移すことによって温度差を少なくする機能です。


▼換気設備を導入する際のポイント

  • 各部屋の二酸化炭素濃度を測定して、おおむね1,000ppm以下に維持する
  • 人が少ない場所から多い場所に向けた気流をつくる
  • パーテーションを使用する場合は、空気の流れを妨げないように気流に対して平行に配置する
  • 二酸化炭素濃度が高い場所には、空気清浄機やサーキュレータ、扇風機などを併用する


出典:厚生労働省『高齢者施設等における感染対策の徹底について


③湿度の調整を行う

介護施設内の湿度は、体感温度や快適性を左右する要素となります。

夏場に湿度が高いと、じめじめとした空気によって体感温度が高くなりやすいほか、熱中症のリスクにつながる可能性があります。一方冬場は、湿度が高いと結露が発生したり、湿度が低すぎると肌が乾燥したりします。

空調をリニューアルする際は、湿度調節を行える設備についても導入を検討する必要があります。


▼湿度調整を行う設備

  • 加湿器・除湿器
  • 熱交換機能を持つ換気設備


④エネルギーの使用料を可視化する

空調をリニューアルする際は、毎月のエネルギー使用量を確認できる空調システムやサービスの導入を検討することもポイントの一つです。

介護施設内にある空調設備ごとのエネルギー使用量を可視化できると、節電対策を実施して省エネルギー化によるコストの削減を図れます。


▼エネルギー使用量の可視化による節電対策

  • 時間帯・場所ごとに空調設備の電源を切り替える
  • 冷暖房の使用時間が決まっている共用部や浴室などは、タイマー機能によって制御する
  • エネルギー使用量が多い設備を特定して、設定温度の見直しや効率維持のためのメンテナンスを行う


なお、空調のメンテナンスについてはこちらの記事で解説しています。

 



介護施設の空調をリニューアルする際の事業者の選び方

介護施設の空調をリニューアルする際は、事業者の選び方に注意が必要です。


▼事業者の選び方

  • 病院や介護施設での導入実績がある
  • 介護施設の環境改善に適した設備やソリューションを提案できる
  • 導入後の保守管理やメンテナンスにも対応している


病院または介護施設での導入実績があり、施設の課題に応じた提案や導入後の保守管理、メンテナンスを含めたトータルサポートをしてくれる事業者を選ぶと、快適な施設環境の改善・維持が期待できます。


空調設備を導入する際に活用できる補助金については、こちらの記事で解説しています。

 



まとめ

この記事では、介護施設の空調管理について以下の内容を解説しました。


  • 介護施設における空調管理の重要性
  • 介護施設の環境改善につなげる空調リニューアルのポイント
  • 介護施設の空調をリニューアルする際の事業者の選び方


介護施設において入居者や職員が快適かつ健康に過ごすためには、温度・湿度や空気環境を快適に保つための空調管理が重要となります。

空調をリニューアルをする際は、各部屋に応じた温度管理や換気、湿度の調節、エネルギー使用量の可視化による節電対策を行える空調設備またはサービスを導入することがポイントです。

TAKEUCHIでは、介護施設内における空気の流れを可視化して、空調設備のトータル改善を提案する『気流ソリューション』を提供しております。入居者や職員の快適性を向上させるだけでなく、使用状況に適した空調設備を導入することによって月々のコスト削減に貢献します。

詳しくは、こちらから資料をご確認ください。

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